津和野温泉・わた屋(島根県) 
つわのおんせん・わたや

DATA
所在地島根県鹿足郡津和野町後田ロ
入浴 2012年1月
泉質 ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉
泉温 源泉16.2度
形態 観光旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度
優雅度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

島根県の南西、山口県との県境に近い津和野は、歴史ある観光地として人気の高いところです。かつては城下町として栄え、山陰の小京都ともいわれているそうです。また、森鴎外のふるさととしても知られています。見どころも多く、いつも多くの人で賑わう観光地ですが、そんな街の中ほどにある「わた屋」は、天然温泉も味わえてしまうという、贅沢な和風旅館です。津和野で唯一の天然温泉を楽しめる宿ということで、ちょいと奮発して宿泊してみました。
旅館に辿り着くと、思ってた以上に街のど真ん中にあります。どこに観光に行くにもとっても便利なところに、ドンと構えた風情ある建物があります。建物は優雅ですが、やたらと「天然温泉」「足湯」と書かれた幟があり、天然温泉をアピールしているのですが、ちょいとやりすぎかなという印象です。館内には入ると抹茶の接待があり、そして全館廊下まで畳張りという居心地のいい印象です。エレベータの中まで畳風のゴザが敷いてあり、とっても優雅な気分に浸れます。
チェックインを済ませて、まずは温泉です。浴場は最上階の5階にありました。「さらの湯」と「つるの湯」という2つの浴場があり、男女別にわかれていました。脱衣所に入りますが、何だか長細い廊下のようなところに脱衣棚があります。手前側に浴場の入口があるのですが、そのまま正面に向かった奥にも浴場があるようです。手前側は内湯で奥が露天風呂のようです。内湯は赤い御影石タイルの湯舟で、細長め、一部が岩風呂風に装ったものでした。
窓は大きくゆったりとしていますが、全体的には意外にも小ぢんまりとした感じです。洗い場も少なく、横に衝立があるので少し狭く感じました。窓からの景色はとても開放的です。街中にありながらも高い位置にあるので、街並みを見下ろすことができます。見下ろすといっても、屋根ばかりでそんなに面白い景色でもありませんでした。続いて奥にある露天風呂に行ってみましょう。こらちは床も壁も板張りで、湯舟も桧風呂という素朴ながらも情緒があります。
多少の目隠しはあるものの、こちらも街の景色が一望です。思わず、う〜んと唸ってしまうロケーションですね。何だかんだといいながら、すっかり気に入ってしまいました。温泉であたたまり、豪華な夕食を食べたところで、まだ温泉巡りは続きます。なんと、1階の食事処の目の前には、小さな中庭のようなものがあり、そこに足湯もありました。足湯はとっても小さなものですが、夫婦やカップルがむつまじく浸かるにはちょうどいいサイズです。
ちなみに、ここは本物の鷺が湯に浸かりにくるそうで、アイちゃんと名付けられて看板鳥になっているそうです。まだこの宿には温泉があります。それは貸切風呂です。予約してさっそく向かうと、何やら裏口の方に案内され、サンダルを履かされ外へと誘導されました。そのまま外を歩いて道路に出て、ちょっと歩いたところに優雅な露天風呂の貸切風呂があるのでした。「竹湯庵」という名で、これまた半端なく優雅な雰囲気です。広々としていて贅沢ムード満点。
貸切にしちゃうところが凄いです。脱衣所は簡素で、湯舟も岩風呂の大きな露天があるだけのシンプルなものですが、風情たっぷりでインパクトありますね。真冬の寒い時期だったので、凍えながら露天に向かいましたが、帰りはポカポカ、テンション上がりながら帰ってこれました。宿の雰囲気、従業員の態度も申し分なく、また遊びに来たいなぁと思わせる、とても心憎い宿でした。





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