桑山温泉・桑の山温泉旅館(山口県) 
くわやまおんせん・くわのやまおんせんりょかん

DATA
所在地山口県防府市麹生町
入浴 2011年12月
泉質 単純弱放射能冷鉱泉
形態 公衆浴場 男女別
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
地元度☆☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆

防府市の市街地にポツンとある温泉銭湯が「桑の山温泉」です。県道沿いにさりげなく建っていて、ボケッとしていると見逃してしまうほど地味な印象です。建物には「桑の山温泉旅館」と書かれているので、旅館なのかと思いますが、どう見ても普通の銭湯のような素朴なスタイルです。その方がとても入りやすいので、さっそくトライしてみます。
中に入ると玄関前に受付がありますが、やはり旅館という感じではありません。しかも玄関脇には数台の洗濯機が並んでいて、コインランドリーとしての施設でもあるようです。しかし、玄関脇には温泉分析表が誇らしげに掲げられています。これで普通の銭湯でないことがわかりますが、あまりにローカルな雰囲気なので少々戸惑います。靴を脱いであがると、受付のすぐ目の前に浴場がありました。
脱衣所は簡易的な鍵のかかる木造ロッカーがあります。年季の入った体重計などもありますが、全体的にとても質素な印象です。浴室は予想していたよりもずっと小ぢんまりとしています。手前側にいくつか洗い場があり、そしてすぐ目の前に大小2つの湯舟があります。大小といっても、小さい方は2名ほど、大きい方でも4名ほどでいっぱいという感じです。そのわりには小さな水風呂とサウナもあります。
それに加え、湯舟には電気風呂や赤外線風呂なんかもあり、それなりに充実した設備となっています。そのこともあってか、それなりに繁盛しているようで、常連客らしき人々で賑わっていました。タイミングよく人が途切れ、写真を撮ることができたので、とてもラッキーでした。それにしても小さな浴場のわりにゴチャっとした感じがローカルムード満点ですね。
ただ、電気のところは緑色、赤外線風呂というところは赤色のライトが水中を照らしています。電気のところは電極があるので、効果がすぐにわかるのですが、赤い光のところはどんな効果があるのですかね。洗い場は湯と水のカランとシャワーがありました。まさにオーソドックスな銭湯のスタイルです。石鹸類は用意されていないので、各自で持ち込みます。
さて、天然温泉とのことですが、見た目には何の変哲もない普通の湯に見えます。単純弱放射能冷鉱泉ということで、湯そのものにインパクトは少ないのでしょう。ところが、実際に浸かってみると、柔らかいというか微妙にツルッとする滑らかさを感じました。しかもそれは、洗い場で体を洗っているときにも感じるのです。もしかしたらカランの湯水も温泉なのでしょうか。
柔らかな感触にとても好印象を受けました。期待をしすぎるとガッカリしてしまいそうですが、何だろうって気持ちで入ると、意外と楽しさが広がります。温泉施設の少ない地域ですので、こういった施設があるだけでもありがたいもの。しかも、ローカルな雰囲気も楽しめるので、旅の思い出のひとつに立ち寄るのもいいと思います。





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