湯郷温泉・湯郷鷺温泉館(岡山県) 
ゆのごうおんせん・ゆのごうさぎおんせんかん

DATA
所在地岡山県美作市湯郷
源泉名混合泉(湯郷鷺温泉第3泉源、湯郷鷺温泉平成源泉)
入浴 2011年12月
泉質 ナトリウム・カルシウム−塩化物泉(低張性アルカリ性温泉)
泉温 源泉40.5度
PH 8.4
蒸発残留物1.81g/kg
ラドン含有量1.2x10-10Ci/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
異色度☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

岡山美作三湯のひとつ、湯郷温泉は山あいの静かな温泉地です。山あいとはいいながらも、温泉街を中心とした賑わいのある街となっていて、活気を感じる温泉地です。温泉街にはいくつかの温泉旅館がありますが、気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設が湯郷鷺温泉館です。その昔、足に傷を負った白鷺が温泉で癒しているのを円仁法師が発見したという開湯伝説からネーミングされているようです。
温泉施設は国道から一歩入ったところにあります。とんがり屋根が目印で、新しくて大きめの温泉施設となっていました。館内に入るといくつものシューズロッカーが出迎えてくれます。この入口を見ただけでも、そこそこの収容能力があることがわかります。ゆったりとした浴場を備えているのはもちろん、家族湯もあるそうです。自動券売機で入浴券を購入して、フロントで脱衣所のロッカーキーを受け取るシステムとなっていました。
浴場は「静の湯」と「動の湯」の2タイプあり、定期的に男女が入れ替わるシステムとなっていました。今回は「静の湯」に入ります。脱衣所は鍵のかかる木造のロッカーです。簡易的なロッカーなので、貴重品はフロント前の貴重品用ロッカーを利用しましょう。さっそく内湯に入ると、真冬に訪れたこともあり、一面真っ白で濃霧状態でした。浴場は岩畳の床に中くらいの大きさの湯舟があります。
石釜のような湯の口があり、無色透明の湯が注がれていました。辺りが真っ白なので、他の湯舟はどこかと探してみると、奥にはジェットバスなどもありますが、内湯はわりと小ぢんまりとした印象がありました。洗い場は奥まったところにあり、ボディソープとリンスインシャンプー、そして固形石鹸が用意されています。また、ミストサウナもありました。
体を流してさっそく湯舟に浸かりますが、無色透明でキシキシとした浴感、そして少しキツめの消毒臭がありました。なんか大したことがないなぁと思いながら、露天風呂へと出てみます。内湯が平凡だったので、あまり期待しないで出てみると、こちらはなかなか趣きがあます。まずは内湯のすぐ外側にある細長い湯舟。こちらは少し熱めの湯となっていました。その向かいにあるのが石造りの屋根に覆われた浅めの湯舟です。
洋風神殿の回廊のような印象がありました。また、ちょっと閉塞感と圧迫感があるので、半洞窟のような印象もありました。なかなかインパクトのある露天ですね。さらに奥へと進むと円形の湯舟と「武蔵の湯」と書かれた小さな湯舟がありました。露天エリアはそれほど広いわけでもないのですが、空間をうまく活用しているなぁという感想です。
さて、とても温まる湯なのですが実際にはどの湯舟も無色透明で消毒臭い湯なので、湯の印象は一言で表すと「つまらない湯」です。ところが、内湯には源泉がチョロチョロと流れている飲泉場のようなものがあります。手にとってみると、プンッと軽い硫黄臭があり、舐めてみると独特な金属臭く、とてもインパクトのある湯です。この特色が湯舟で活かされていないのがとても残念です。ですが、大広間もあってゆっくりとできる施設なので、観光のついでに立ち寄るには手ごろな温泉だと感じました。





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