広沢寺温泉・玉翠楼(神奈川県) 
こうたくじおんせん・ぎょくすいろう

DATA
所在地神奈川県厚木市七沢
入浴 2011年11月
泉温 源泉24度
掘削深度100メートル
PH 10.3
形態 和風旅館 男女別
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆
野趣度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

広沢寺温泉は、七沢温泉のすぐ北側、静かな山間に建つ素朴な温泉旅館です。登山口の目の前にある宿で、トレッキングの帰りにひと風呂浴びるお客さんも多いそうです。そんなわけで宿泊施設ですが、日帰りでの入浴も受け付けてくれ、気軽に立ち寄ることができます。ただ、日帰り入浴の場合は露天風呂のみの利用になるので注意です。ここは名前にもあるとおり、すぐ隣に広沢寺というお寺があります。
とってもひっそりとした雰囲気があり、一軒宿ということもあって隠れ宿という大人の雰囲気を感じました。館内に入ると古びながらも品格のある佇まいです。丁寧で愛想のいいご主人が対応してくれました。入浴料金を払うと、玄関から入ってすぐ正面の扉に案内されます。ここから出ると中庭があり、その奥に露天風呂があるとのことです。中庭には優雅な池がありますが、池には大きな魚が悠々と泳いでいます。
浴場は奥側に男湯、左側に女湯があります。浴場のドアを開けると、すぐに湯舟が見えました。意外と小ぢんまりとしたところで、岩風呂になった露天風呂がちょこんとあり、手前側に簡易的な脱衣場があるだけのシンプルなスタイルです。予想外に小ぢんまりとしていたので、拍子抜けしてしまいました。これで入浴料千円はちょいと高いなぁと思ったのですが、けっこう雰囲気はいいですし、湯に浸かるとこのロケーションの良さもジワジワと実感してきました。
まずは掛かり湯をして湯舟に入りますが、少し濁りがあるようなないような、ほとんど無色透明の湯があります。少し熱めですが、入った途端にツルッというか、ヌルッとした浴感に気が付きます。肌をさすると、ツルツルっとした浴感があり、これはなかなかのものです。強アルカリ性ということで、肌の角質が溶けているような感覚ですかね。これはなかなかポイント高いです。
また、湯舟は一段高いところに小さな湯舟があり、そこからのオーバーフローが下の湯舟へと注がれています。触ってみるとこちらは少しぬる目です。源泉に近いのでしょうか、さっそく入ってみます。ぬる目ですが、こちらの湯もしっかりとしたヌルヌル感がありました。ぬるいといっても下の湯舟が熱すぎる感じなので、けっして寒いほどぬるくはありません。ちょうどいい感じで、ついつい長湯してしまいたくなります。
小ぢんまりとした湯舟ながらも、他に客はいなかったのでゆっくりと浸かることができます。また、すぐ裏を渓流が流れているため、せせらぎを感じながら入浴することができ、とっても癒される気分です。なんだかんだといっても汗だくになったので、頭を洗おうとカランのシャワーで流すと、プンッと軽い感じの硫黄臭がありました。玉子の腐りかけたような独特の硫黄臭です。また、同じようにツルツル感もあり、どうやらカランも温泉を使用しているようですね。
ずいぶんと贅沢な使い方をしているようです。浴後は肌がツルツルとして気持ちがいいです。湯舟脇に「美男の湯」と彫られた石碑がありましたが、なるほどツルツルとした肌で、美男子になった気分です。これなら女性ウケもいいことでしょう。設備としては少し物足りなさを感じつつも、ロケーションや湯の質には大満足でした。平日に訪れましたが、チョコチョコと入浴客が訪れていたので、それなりに人気があるようです。週末は混むこともあるかもしれませんが、ハイキングついでに立ち寄ってみるのもいいでしょう。





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