石和温泉・華やぎの章 慶山(山梨県) 
いさわおんせん・はなやぎのしょう けいざん

DATA
所在地山梨県笛吹市石和町市部
源泉名美肌の湯
入浴 2011年11月
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
形態 温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆
優雅度☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

石和温泉は山梨県を代表する大きな温泉街です。ちょっと敷居の高そうな高級旅館が多いのも特徴で、優雅な雰囲気を味わえる温泉地です。ところが意外なことにその歴史は浅く、昭和36年(1961)に果樹園の中から突如として温泉が湧出したという新興温泉なのです。東京からのアクセスが便利で、湯量も豊富なことから急激に発展していったようです。「華やぎの章 慶山」は、JR石和温泉駅から400メートルほど南にある温泉旅館です。
その名のとおり華やかな雰囲気のある高級旅館です。鉄筋のとても大きな建物の屋上に大きな文字で「慶山」と書かれているので、とても目立っていました。この宿の特徴は何と言っても豊富な量の自家源泉です。贅沢に掛け流しで温泉を楽しめるということで、さっそくお邪魔しました。さすがに大きな宿なのでロビーもゆったりとしていて、煌びやかです。従業員の接客態度もしっかりとしていて、フロントのお姉さんも好印象でした。
浴場は1階左奥、売店を過ぎた突き当たりにあります。浴場の前は大浴場街となっていて、小さな太鼓橋があったり、優雅な茶屋があったりと、浴後を優雅に過ごせるように設備もしっかりとしていました。「ゆ」と書かれた大きな暖簾が男女別に揺れていますが、浴場は定期的に男女入れ替わるようです。岩大露天風呂のある「花野」という浴場に入りました。脱衣所は広々としていて脱衣カゴがズラッと並んでいます。
貴重品は入口脇に専用の小さなロッカーがありました。大きなガラス扉の先に浴場が見えます。内湯といえどもけっこうな広さです。手前側と奥と2つの大きな湯舟が並んでいて、その中央には塔のように突き出たオブジェがあり、その先端にある壺から噴水のように湯が注がれています。洗い場は浴室を取り囲むように、ズラズラッと並んでいて、こちらも壮観です。
奥の湯舟はさらに壁際にニョロッと突き出た3つ角ばった管から放物線を描いて湯が注がれています。大きな湯舟なのでわかりづらいかもしれませんが、けっこう大量に湯が溢れ出ているのが確認できました。ただ流れているのを見ていると、とても勿体ないと思うほど、大量に溢れています。無色透明の湯ながらも、キメ細かいながらも軽い感じでもなく、しっとりとした重厚感も感じるツルツルとした浴感のある湯でした。
これで消毒臭いと興醒めですが、気になるような臭いもなく、とても快適に湯を楽しむことができました。内湯の雰囲気もなかなかいいのですが、やはり露天風呂が気になります。内湯のすぐ外側に細長い湯舟がありました。巨石に囲まれた岩風呂で、優雅だしけっして狭くはないのですが、建物の陰にあり、高い塀に囲まれているので、開放感に少し欠けるのが残念でした。
それでもとても優雅だというのに変わりはなく、ゆったりと温泉そのものを感じながら、じっくりと浸かることが出来ました。ちなみに、内湯には小さな高温サウナと、一人用の水風呂もあります。サウナが発汗を促し、水風呂でキュッと引き締めたあとに湯舟に浸かるのも、最高に気持ちがいいですね。今回は立ち寄りでの利用でしたが、料理も自慢だそうで、雰囲気もよかったので是非宿泊で利用したいと思いました。





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