下田温泉・昭和湯(静岡県) 
しもだおんせん・しょうわゆ

DATA
所在地静岡県下田市
源泉名相玉地区5源泉、河内地区5源泉、蓮台寺温泉3源泉
下田地区2源泉 計15源泉による混合泉(No.6)
入浴 2011年10月
泉質 単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
泉温 源泉55.0度
PH 7.85
成分総計0.9070g/kg
形態 公衆浴場 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
地元度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
素朴度☆☆☆☆☆
レトロ度☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

伊豆半島、東側の南部にある下田は古くから港町として栄え、また日米和親条約の締結によってアメリカの領事館が置かれて開港場となった歴史の町としても有名です。また、美しい海岸や海水浴場など、リゾート地としても活気があり、伊豆半島随一の観光地として人気があります。見所いっぱいの下田ですが、市街地はけっこう入り組んだ路地が続く雑然とした雰囲気があり、探検気分を味わいながら散策を楽しむことができます。
その街の最深部、了仙寺にも近いところにある昭和湯は、天然温泉を楽しめる温泉銭湯となっています。ここまで来ると観光客はまばらなので、ローカルな雰囲気が漂う素朴な銭湯となっていました。以前は何軒か温泉を引いた銭湯があったそうですが、今残っているのはこの昭和湯だけのようです。そんな貴重で素朴な温泉銭湯に惹かれてやってきました。
あらかじめ地図で場所を確認しておいたのですぐにわかりましたが、何の知識もなしに訪れても見つかりづらいかもしれません。大きく「昭和湯」と温泉マークが書かれ、また、伊豆らしいナマコ壁の建物で、素朴ながらもずいぶんと洒落た雰囲気を漂わせています。小洒落た雰囲気がありながらも、大きな暖簾や、昔ながらの下足箱など、ローカルな雰囲気がとても味を出しています。
右側が男湯で左側が女湯の入口となっていました。中に入ると昔ながらの番台形式の脱衣所です。広めの脱衣所は簡素な棚が並んでいるだけで、その素朴感がとてもローカルです。ガラス戸を挟んで奥が浴室で、全体的な造りはまさに昔ながらの銭湯です。浴室は両サイドに洗い場が並び、奥に湯舟がひとつあります。
浴室の中央にポツンと桶がおいてあるのですが、何だろうと思ったらどうやらゴミ箱として置かれているようです。使用済みの剃刀などが入っていました。普通の銭湯なので、洗い場には石鹸やボディソープなどは用意されていません。各自で用意して持ち込むスタイルです。湯舟は長方形スタイルのものですが、これがまたけっこう深さがあります。
腰よりも上になるほど深くて、段差のところに腰を掛けてちょうどいい感じです。無色透明の湯で、サラッとした湯ですが、とても滑らかな感じがします。また、湯は豪快に溢れ出て、床に流れていきます。銭湯なのに掛け流されているのは、さすが天然温泉ですね。ローカル気分を味わいながらもしっかりと温泉を楽しめるのは、温泉銭湯ならではの醍醐味です。観光ついでにぷらりと立ち寄ってみるのもいいでしょう。





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