丹波山温泉・のめこい湯(山梨県) 
たばやまおんせん・のめこいゆ

DATA
所在地山梨県北都留郡丹波山村
入浴 2011年10月
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 源泉43.3度
湧出量毎分160リットル
PH 9.8
蒸発残留物207mg/kg
形態 日帰り入浴施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

道の駅たばやまに併設する温泉施設が「のめこい湯」です。語源の「のめっこい」とは「ツルツル」「スベスベ」という意味の方言だそうです。その名のとおり、ツルツルとした浴感が自慢の温泉なのだそうです。さっそく訪れてみましたが、けっこうな山の中です。国道沿いですが、もう少しで東京の奥多摩になるようなところです。山々に囲まれて緑豊かな自然を感じさせてくれます。道の駅は国道沿いにありますが、温泉施設は川を渡った対岸にあります。
道の駅の売店の裏から川に向かうと、大きな吊橋が架かっていて温泉施設へと向かうことができます。なんとも風情ある趣きを演出していますね。温泉施設は木造の落ち着いた雰囲気のものでした。館内に入るとロビーは広々として、まだ新しいのかとても清潔的な印象です。フロントで受付をするとレシートのようなものを渡されます。ここは3時間までと時間制限が設けられていて、退館する時間がかかれていました。
それだけ人気のある温泉施設だというのがうかがえますね。正面にはレストランがあり、左奥の休憩室の脇を抜けて浴場に向かいます。浴場は洋風と和風とがあるようで、今回は洋風のローマ浴場に入りました。日替わりで男女が入れ替わるのだそうです。脱衣所はゆったりと広くて、木造のロッカーがズラッと並びます。扉の内側にコインを入れるところがあり、ロックすることができます。利用後にはコインが返却されるのでありがたいですね。
脱衣所の奥には鏡の大きな洗面台が並びます。ドライヤーも無料で利用できます。浴場に入ると、まずは高い天井と傘の骨組みのように張られた梁が目に飛び込んできます。傘の柄にあたる部分が柱となって、その下にはベンチ型の座り湯がありました。周りを見渡すと、手前には掛かり湯があり、そして左側には洗い場、そして円筒状の空間のある湯舟、そして広い主浴槽と続きます。確かに雰囲気的にはローマと言われればそう見えなくもないけれど、なんか違う感じがしてなりません。
ただ単に洋風と言われた方がしっくりときます。それにしても広い湯舟でゆったりとしているのがいいですね。窓も広いので明るいのですが、窓の外はすぐに壁がありせっかくの景色は見えません。自然豊かロケーションにあるのに、これはちょっともったいない気がします。まぁ、まずは温泉です。体を流してさっそく湯舟に浸かるのですが、これがまたツルツルというよりはヌルヌルとするほど、ぬめりのある湯です。
でも湯そのものはサラッとしていて滑らかです。なるほど、のめっこい湯ですね。不思議と肌に吸い付くような感覚のある湯で、しばらく浸かると指がふにゃふにゃにふやけていました。しっかりと肌に染み込んでくれたのでしょうね。主浴槽は少しぬる目になっていましたが、円筒状の空間にある湯は少し熱めです。壁には所々に丸いガラス窓があり、幻想的な雰囲気の空間になっていました。浴室は手前奥側にも続いています。
こちらは最初に小さな水風呂があり、そしてサウナと保温室というのがありました。保温室というのは珍しいですね。サウナほど熱くなく、あたたかい部屋となっているのでした。体を冷まさずにゆっくりできそうです。それから外には露天風呂もあります。露天は長方形の湯舟があり、その周りの空間はベンチなどが用意され、寛ぎのスペースのようになっていました。こちらもせっかくの景色が壁で見えません。
壁の外を覗き込むと、谷間を流れる丹波川と、その渓谷がとても美しいです。つくづくもったいないなぁと感じるのでした。ちなみに湯はどれも同じようにツルツルしますが、主浴槽だけ薄く白濁しているように感じました。他はほぼ無色透明です。もちろん加熱循環させているのでしょうが、ツルツル感はしっかりとしていて、湯の質の良さが感じられる湯でした。食事処もオリジナルメニューがいくつもあって雰囲気もいいので、ゆっくりと過ごしたくなる温泉施設でした。





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