笹倉温泉・龍雲荘(新潟県) 
ささくらおんせん・りゅううんそう

DATA
所在地新潟県糸魚川市大平
源泉名1.龍雲の湯 2.薬師の湯
入浴 2011年10月
泉質 ナトリウム-炭酸水素・塩化物泉(弱アルカリ性低張性温泉)
泉温 1.源泉41.2度 2.源泉62.5度
湧出量1.毎分1.8リットル 2.毎分140リットル
PH 1.8.0 2.7.6
蒸発残留物1.1,000mg/kg 2.1,400mg/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
秘湯度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

国道8号線から15キロほど、糸魚川市の山の中にある優雅な温泉宿が笹倉温泉です。すぐ下流には焼山温泉もあります。秘湯を守る会の宿として有名な旅館で、辺鄙なところにあるにもかかわらず、とても沢山の人々に利用されている人気の温泉宿です。さっそく訪れてみましたが、鬱蒼とした山の中をイメージしていましたが、山間ではありながらも清流が流れ、とても開放的な雰囲気の開けた場所にありました。
けっこう大きな旅館で、優雅な雰囲気を持ちつつ、日帰り入浴も積極的に受け付けてくれています。今回は週末の夕方にお邪魔させていただきました。日帰り入浴は旅館の玄関ではなく、浴場側にある専用の出入口から入ります。入るとすぐに受付がありました。浴場は館内に3カ所あり、日帰り入浴でもそのどれも入浴することができます。まずは日帰りの入口から近い内湯の「千寿の湯」に入ります。こちらはとても小さな浴場です。
ですが、他の湯舟にはない魅力がここにはありました。それは源泉掛け流しなのです。無色透明の湯がトロトロと注がれ、そして静かに溢れ出していました。さっそく湯に浸かると、ツルツルと滑らかな感触が肌の上を滑ります。美人の湯と評判の湯なのだそうですが、なるほどこの感覚は格別ですね。ただ単にツルツルするのではなく、キメ細かなサラッとした質感があり、とても上品な滑らかさでした。せっかく他にも浴場があるので、次へと向かいます。
内湯のすぐ近くにあるのが露天展望風呂です。近くといっても裸のままでは移動できません。こちらは杉板張りという立派な浴場で、露天とはいいながらも屋根も壁もあります。広々とした岩風呂があり、あれっ?露天じゃないの?と思うかもしれないけど、外の風が吹き抜けてとても清々しいです。豪雪を考慮したつくりになっているそうで、真冬でも浸かることができるようです。わりと深めで、ゆったりと大きいので、壁や天井があっても狭苦しさはありません。
静かにのんびりと浸かりたいですね。そしてこの露天の外側には展望風呂があります。こちらこそ露天という感じで、屋根も壁もありません。石タイルのスペースに信楽焼きの壺風呂が3つ並んでいるだけの開放的な展望風呂です。その名のとおり、すぐ脇を流れる清流や周囲の景色を眺めながら湯を楽しむことができました。ちなみに湯舟の湯はそれぞれ温度が違うようです。手前のがぬるくて奥のが温かいように感じました。
壺湯なので1人ずつしか入れませんが、その分、湯舟も景色も独占って感じもいいですよね。とても気に入りました。そして最後に向かったのは露天風呂付きの大浴場です。本館に向かう途中の廊下脇に入口があります。こちらは「龍雲の湯」と名付けられているようです。浴室に入ると、手前側の一角が畳敷きの床になっています。風情があるのと同時に滑り止めにも役立っているようです。このツルツルとした温泉の成分により、石タイルの床はとても滑りやすくなっているのです。
何度か足をとられそうになりましたが、この畳の床は滑りにくくてとても便利ですし、歩き心地もいいですよね。湯舟は大きなガラス窓際にあります。窓の外は開けた庭というか、山間ののんびりとした景色がひろがっていました。夕暮れ時で天候も悪かったのでいまいちパッとしない景色でしたが、明るくて開放的な印象を受けました。露天風呂は建物の内側にありました。こちらは小ぢんまりとした岩風呂です。
小さいながらも隠れ湯のような落ち着いた雰囲気があって、とても優雅な気分になれました。後で温泉分析表を見て知ったのですが、どうやら源泉は3つほどあるようですね。湯量豊富なのでこんな贅沢な使い方ができるのでしょう。それにしても温泉の質だけでなく、宿の雰囲気もとてもいい感じです。ぬくもりがあるというか、上品というか、和み系の宿という印象です。今度は是非宿泊で利用したいと思いました。





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