足利鹿島園温泉(栃木県) 
あしかがかしまえんおんせん

DATA
所在地栃木県足利市大沼田町
入浴 2011年9月
泉質 単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
泉温 源32.8度
湧出量毎分88.4リットル
PH 8.2
蒸発残留物120.2mg/kg
形態 温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆
穴場度☆☆☆☆
鄙び度☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

栃木県の南部、足利市の郊外の山裾にある温泉施設が足利鹿島園温泉です。とても品格を感じさせてしまう名前の温泉ですが、歴史は浅く、地下1500メートルから汲み上げている新興温泉です。近くを通る幹線道路沿いには大きく派手な看板があり、天然温泉を大きくアピールしています。気になりさっそくやってきました。事前にほとんど下調べもせずにやってきましたが、看板は派手なもののやや奥まったところにあり、場所はとてもわかりづらいところにあります。
所々に案内看板があるので迷うことはありませんが、住宅街を抜けるような形で山道に向かいます。するとやがて巨大なゴルフ練習場のネットが見えてきます。そのネットには大きな文字で足利鹿島園温泉と書かれていて、遠くからでも目立っていました。大きな建物がいくつかあり、案内に従って進んでいくと、ゴルフ練習場の裏に浴場の入口がありました。こちらも派手なネオン看板が印象的です。昼間だったのでその派手さはわかりませんが、場末のラブホテルでも想像しがちな怪しさがありました。
館内にはいるとシューズロッカーがあり、そして受付があります。館内に入ると、何たがとても古臭さというか、陰気臭いというか、廃れた健康ランドのような地味な印象です。温泉は平成になってからの掘削のハズですが、随分と年季を感じるのでどうやら建物は以前からあったようですね。浴場は地下にありました。広間とリラックスルームが隣り合わせになっている大きな休憩所があり、そして男女別に浴場入口がありました。
節電を心がけているのか、それとも経費削減なのかはわかりませんが、照明がほとんど消されていて、怪しさにいっそう拍車をかけていました。脱衣所はコイン返却式のロッカーが並びます。窓もなく閉鎖的な印象ですが、狭苦しさはありません。さっそく浴場に入ると、まずはムッとした熱気が包み込みます。こちらも窓がなく、閉鎖的な空間の内湯です。建物のイメージから想像していたよりもずっと小ぢんまりとした浴室です。
しかもビル地下のような殺風景な雰囲気と、華やかな外観とのギャップを感じます。手前側に洗い場とサウナがあり、中央に水風呂、そして奥には打たせ湯と主浴槽、そしてバブルバスがありました。非常にシンプルなスタイルで、なんとなく期待はずれな気がしましたが、考えてもみると料金がめちゃくちゃ安いので、こんなものなのかもしれませんね。洗い場にはボディソープとリンスインシャンプーが用意されています。
まぁ、それなりって感じでしょうか。係り湯の隣に一筋の打たせ湯があり、そして湯舟へと繋がっています。打たせ湯はそこそこパンチの効いたものです。湯は無色透明ですが、軽くツルッとした浴感がある滑らかな印象の湯でした。わりと熱めになっていて、浴室内が蒸していることもあってかすぐに汗だくになりました。中央の水風呂は冷たすぎもせず、ちょうどいい感じなので湯舟と水風呂の交互入浴も気持ちいいです。ちなみに、湯舟の湯はそれなりに大量に溢れ出して、床に広がっています。
完全な掛け流しかどうかは不明ですが、湯量が豊富でなければできない芸当ですね。いまいちパッとしない浴室ですが、実は2階にも浴場があります。こちらは展望浴場となっていますが、露天ではなく不思議な空間です。ゴルフ練習場の打席を改造して作ったようです。展望といっても見えるのはゴルフネットぐらいで、遠めに街並みがあるのかなってぐらいです。それにしても、この妙な怪しさは格別です。料金は安いので、話のネタとしてもいいですし、さっぱりと銭湯気分で通うのもいいですね。





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