桧原ふれあい温泉・湖望(福島県) 
ひばらふれあいおんせん・こぼう

DATA
所在地福島県耶麻郡北塩原村檜原
源泉名桧原温泉
入浴 2011年9月
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 源泉47.0度
湧出量毎分195リットル
PH 8.5
蒸発残留物116.2mg/kg
形態 公衆浴場 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
地元度☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

桧原湖は磐梯朝日国立公園に属する風光明媚な湖です。明治21年(1888)の磐梯山噴火によってできた堰止め湖で、湖底には沈んだ集落があるなど、多大な犠牲を伴ってできた湖ですが、現在では景観を楽しむ観光地になっています。桧原湖の北西岸、桧原地区にポツンとさりげなく佇む温泉施設が「桧原ふれあい温泉 湖望」です。とても立派な名前があって、さぞかし大きな温泉施設なのだろうと想像しがちですが、実際は小さく素朴な施設です。
しかも、桧原湖の西岸は道路も狭く、あまり開発の手が入っていないところ。そんなこともあり、本当に閑静なところにある温泉施設です。また、湖の見える湖畔寄りにはあるものの、けっこう気付きにくいところに建っています。でも、気づけば大きく「大衆浴場」と書かれた壁が見えるので、けっしてわかりにくいわけではありません。ちなみにこの浴場はどうやら役場に併設されているようで、受付は役場の人が対応していました。
館内に入ると、どこかの地方の公民館のような小ぢんまりとした佇まいです。正面に居間のような休憩所があり、右側に浴場があります。脱衣所はあまり広くはなく、こちらも小ぢんまりとした雰囲気です。棚にカゴが並んだだけのシンプルなスタイルです。浴場は内湯のみで露天風呂などはありません。洗い場は3つ、そして大人が3名も入ればいっぱいの湯舟がひとつあるだけです。本当に地味な印象の浴場ですが、けっして古臭くも鄙びてもいません。
むしろ清潔的で明るい印象を受けました。洗い場にはシャワーはもちろん、ボディソープやリンスインシャンプーが用意されていて、小規模な浴場ながらもしっかりとしています。湯舟はトロトロと無色透明の綺麗な湯が注がれ、それらは少しずつですが湯舟から直接溢れ出ていました。どうやらこちらも掛け流しのようです。小さな浴場は、規模はさえなくても、その分、湯の使い方が贅沢だったりするので、とてもいいですね。
さっそく体を流して湯に浸かってみます。ちょっと最初は熱いようにも感じましたが、慣れてしまうと少し熱めのちょうどいい温度です。ツルツルっとした浴感があり、非常にキメ細かな印象を受けました。アルカリ性の単純温泉ということですが、けっこう存在感のある湯のようです。浴場は大きなガラス窓ですが、曇りガラスなので外の景色が見えません。開けることができるので、外を覗いてみると「湖望」の名のとおり、湖を眺めることができます。
ところが、目の前は駐車スペースになっているので、空けると丸見えなのでご注意ください。とりわけ特記事項の少ない温泉ですが、この素朴感やシンプルな感覚、そしてしっかりとした存在感のある温泉で、とても好印象を与える温泉だと感じました。あまり観光客を意識したような施設ではありませんが、釣りやサイクリングの後に、ひと風呂浴びてリフレッシュしてみてはいかがでしょう。





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