一ノ木温泉・いいでのゆ(福島県) 
いちのきおんせん・いいでのゆ

DATA
所在地福島県喜多方市山都町一ノ木
入浴 2011年9月
泉質 ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉
泉温 源泉62.6度
湧出量毎分126リットル
PH 7.0
蒸発残留物10,150mg/kg
形態 温泉宿泊施設 男女別
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

喜多方市の郊外、県道383号線沿いの森に囲まれた温泉施設が「いいでのゆ」です。県道沿いは田園地帯と森林地帯の中間のようなところを抜けていて、山の陰にポツンとあるように建つ一軒宿です。ひっそりとしたムードがあるわりには意外と大きな建物です。日帰り専用の温泉施設かと最初思っていたのですが、宿泊施設もあるようです。駐車場も広々としていて、収容能力は十分にあるようです。
日帰り温泉としても気軽に立ち寄れるので、とても便利な施設ですね。さっそく館内に入ると、下足箱があって、そして受付があります。正面には広間の休憩室があり、正面奥には食事処がありました。右奥は宿泊施設のようです。浴場は左側、廊下の先にありました。浴場は廊下突き当たりの右側が女湯で左側が男湯のようです。ちなみに男湯は、塀が低いので玄関脇からも浴場が丸見えになっていました。さすがに女湯ではマズイですよね。
ちなみにこの後、すぐに改装するそうで、臨時休業のお知らせが出ていました。旧タイプの浴場に入れる最後のチャンスかもしれません。さっそく浴場に向かうと、広い脱衣所もあります。ゆったりとしているので優雅な感じです。鍵付きのロッカーがあったのですが、老朽化でしょうか、鍵穴が壊れているものや鍵はあってもかからないものもありました。コインロッカーはコイン返却式のようで、こちらは正常に使えました。また、カゴだけの棚もありました。
脱衣所の隅には掘りごたつのような小さな休憩所もあります。改装前ということですが、古臭さとかはあまり感じず、明るくて清潔的な印象を受けました。浴場に入ると、手前側に洗い場があり、壁の奥にガラス張りの内湯があり、大きな湯舟があります。湯舟は石垣で左右に別れていて、左側は無色透明の湯、そして右側は微妙に赤緑色に濁りのある湯でした。濾過しているのと、源泉との違いでしょうか、見た目に大きく印象が違います。
さっそく体を流して湯に浸かってみます。最初は透明に入りましたが、肌を軽く撫でるようなツルッとした浴感がありました。そして源泉らしき湯の方に入ると、同じくツルッとした浴感がありますが、もう少し重たいような印象の、しっとりとした湯でした。石垣の湯口から湯が注がれていますが、そこは赤茶色の付着物で真っ赤になっています。ちょっと舐めてみると、はじめマロヤカな塩味を感じたのですが、その直後に強烈な苦味を感じる個性的な湯です。
とてもインパクトのある湯ですね。塩分を含んでいるためか、しばらく浸かっていると汗が噴き出し、浴後もいつまでもポカポカと体が火照った感じでした。ガラス張りということもあり、浴室も明るくてとてもいい感じです。改装する必要もない気がするほど、清潔感もありました。内湯の外側には露天風呂もあります。こちらは岩風呂になっていました。真夏ということもあり、アブよけの網が屋根から露天全体を覆っています。
完全防備にはなっていないため、たまにアブが隙間から入り込んでいるようでした。でも、何の対策もないところよりはずっと安心して湯舟に浸かっていられました。ちなみに露天も無色透明の湯です。舐めるとマロヤカな塩味と苦味があるので、やはり温泉を濾過しているようです。とてものんびりとした雰囲気があり、温泉も個性的で宿の印象もよかったです。静養向けの温泉施設といえるでしょう。





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