銭がめ温泉・銭がめ(石川県) 
ぜにがめおんせん・ぜにがめ

DATA
所在地石川県金沢市板ヶ谷町
入浴 2011年8月
泉質 ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
泉温 源泉44.2度
湧出量毎分107リットル
PH 8.8
蒸発残留物1.544g/kg
ラドン含有量3.1x10-10Ci/kg
形態 食事処・温泉宿泊施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆
素朴度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉は、開湯1300年という歴史ある温泉地です。温泉街は特別な華やかさはないものの、落ち着いた雰囲気の温泉情緒漂う静かなところです。銭がめは、そんな温泉街からは少し離れた県道沿いにある温泉宿です。県道沿いにいくつも看板が出ているので、ちょっと気になる存在です。看板に釣られてやってくると、これが意外にも民芸調というか古風な面構えの風情ある建物となっています。
もともとは庄屋屋敷を利用した食事処だったそうですが、宿泊施設も備えた温泉宿として営業しているそうです。基本的には食事処というスタンスは変えていないようで、気軽に食事や日帰りでの入浴も楽しめるところです。ちょっと敷居が高いように感じますが、リーズナブルに贅沢な気分を味わえるため、けっこう人気があるようです。通り沿いのスペースにクルマを停めて館内に入ると、すぐそこは食事処になります。
囲炉裏のあるスペースがなんともいえません。川魚や山菜、ぼたん鍋といった郷土料理を、団欒で楽しめるようです。さてさて気になる温泉は、館内に上がって廊下をちょっといったところにあります。規模は小さいので、先客がいたりすると混雑した印象を受けるかもしれませんが、幸いにも誰もいなかったので貸切状態で利用することができました。脱衣所は鍵の架かる木造ロッカーと、ドライヤーの設置された洗面台があります。
脱衣所内に掲示されている食事メニューを見ていると、食欲がそそられますが、まずは入浴といきましょう。浴場に入ると何となく河畔特有の生臭さを感じます。すぐ脇には小川が流れていますが、その臭いというのではなく、浴室にこもった臭いでしょう。けっしてくさいというのではなく、ナチュラルな印象を与えてくれています。浴室内は壁は赤い御影石で、床は礫岩のようなザラザラとした岩のタイル、湯舟は桧風呂でとても贅沢な印象がありました。
大きなガラス窓からは小川が見えますが、護岸が整備され、人工的な印象があります。景色を楽しむというような眺めではありません。浴室は内湯のみで露店風呂はありません。そのかわり、掛け流しの贅沢な温泉が味わえるのを自慢としているようです。無色透明の綺麗な湯という印象で、トロトロと注がれ、湯舟からも同じくらい少しずつ溢れ出ているように感じました。
湯口周辺ではミネラル臭が強く、口に含むと鉱物のような硬い感じも感じます。ミネラル分が豊富なので、生臭いような感じを受けたのかもしれません。それにしてもとても静かで、のんびりと湯を楽しませていただきました。熱気のこもった内湯、そして少し熱めの湯だったこともあり、すっかりとのぼせてしまいましたが、優雅なひとときを味わいながらくつろぐことができました。





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