湯上野温泉・アルプスの湯つるぎふれあい館(富山県) 
ゆうわのおんせん・あるぷすのゆつるぎふれあいかん

DATA
所在地富山県中新川郡上市町湯上野
源泉名上市町湯上野温泉2号井
入浴 2011年8月
泉質 含鉄(II)−ナトリウム−塩化物強塩泉
泉温 源泉49.2度
形態 公衆浴場 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
地元度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

北陸道の立山インターからクルマで10分ほど、上市の保健福祉総合センター内にある温泉施設が「つるぎふれあい館 アルプスの湯」です。平野の広がるのどかな地にある温泉施設ですが、ここはどうやら福祉施設という位置づけのようです。訪れてみると、立派な建物の大きな施設で、バリバリの官庁施設なので驚きました。どうみても温泉施設には見えないのですが、よくよく見てみると「アルプスの湯」としっかり書かれています。
図書館があるのならわかりますが、浴場があるとは思えないような雰囲気なのですが、シャンプーやタオル等を持って出てくる人がいるので、温泉施設があるのは間違いなさそうです。半信半疑で入ってみると、天井の高いエントランスの先に温泉施設の入口がありました。自動券売機で入浴券を購入して入り、下足箱の鍵と引き換えにロッカーキーを受け取るシステムでした。
てっきり小さな施設なのかと思いきや、けっこう大きな入浴施設のようです。1階部分にも小さな休憩室がありますが、2階にも大きな広間があるようです。しかも広間からは主峰剱岳が眺められるという絶景ポイントになっているとのこと。でも、訪れたのは夜間だったので景色は見えませんでした。浴場は1階にあります。脱衣所はけっこう沢山のロッカーが並んでいるところをみると、やはり大きな施設のようです。
浴場に入ると、すぐに露天風呂の出入口、そしてその奥にはボディソープとリンスインシャンプーの用意された広い洗い場と、サウナ、水風呂、打たせ湯などがあります。さらに奥は内湯エリアになっていて、広い湯舟がいくつもありました。手前側にはイベント湯があり、このときはほうじ茶のような色をした薬草の湯でした。さらには小石の敷き詰められた細長い歩行浴があります。
ずいぶんと広々とした内湯で、これには驚きました。湯舟の湯はほとんど無色透明のようですが、舐めるとしっかりとした薄味の塩味があります。そこそこインパクトのある湯だなぁなんて思っていたら、こちらは序の口、露天風呂の湯はもっとインパクトのある湯なんです。露天風呂は脱衣所に近いところにあります。脱衣所と内湯の間の中庭のようなところを露天にしているようです。
けっこう狭いですが、岩風呂の風情ある湯舟です。そしてその湯は薄茶色というかウグイス色っぽく濁っているのです。透明度は30センチほどでしょうか、けっこう濃厚です。しかも濃厚なのはそれだけでなく、その存在感をアピールするように独特の油臭があるのです。日本海側に多くありそうな、石油系の油臭です。臭いという人もいるかもしれませんが、温泉好きならこの臭いを嗅いだだけでニンマリとしてしまうでしょう。
それくらい個性的な温泉臭なのです。湯はしっとりとしながらも、ツルッとするような滑らかさももっていて、とても印象的な質感を持っています。まさかこんなユニークな湯にこんなところで出会うとは思っていなかっただけに、妙な嬉しさがこみ上げてきました。気軽に立ち寄れる温泉なので、一度は足を運んでも損は無いと思います。





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