南紀勝浦温泉・蓬莱乃湯(和歌山県) 
なんきかつうらおんせん・ほうらいのゆ

DATA
所在地和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市野々
入浴 2011年8月
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 源泉36.5度
湧出量毎分153リットル
PH 10.0
蒸発残留物0.213g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

南紀観光の有名なポイントのひとつ、「那智の瀧」。この周辺には熊野古道や熊野那智大社、青岸渡寺等、観光のポイントの目白押しの一帯です。勝浦方面からこの那智の瀧に向かう途中、県道沿いに「那智かまぼこセンター」という大きなお土産屋さんがあります。オーソドックスなかまぼこから始まって、カニ味、明太子味など、様々な味覚のユニークなかまぼこ、またいろいろな加工品を売っているところです。
観光帰りにお土産を買うにはもってこいの場所ですが、なんとここの2階には温泉浴場があるのです。それが蓬莱乃湯です。お土産屋を抜けて奥に行くと、2階にあがるエレベータがあります。2階は温泉浴場と食事処がありました。受付をして中に入りますが、浴場は男女別の大浴場に加え、貸切風呂がいくつかあります。こんなところで家族風呂が味わえるのも珍しいですね。さっそく大浴場に向かいます。大浴場といってもそんなに大規模の浴場ではありません。
まぁ、小の大といったところでしょうか。浴室は御影石のタイル張りでわりとシンプルなスタイルです。壁にズラッと洗い場が並んで、大きめの湯舟がドンと構えています。洗い場にはボディソープや石鹸類は用意されていません。持参するか受付で購入するシステムになっていました。それを考慮すると料金的には少し割高かもしれませんね。内湯はゆったりとしていて、のんびりと浸かれそうです。でも気になるのは露天風呂。
さっそく外にある露天風呂に向かいました。こちらは内湯のすぐ外側にあります。ベランダのようなスペースがそのまま内湯になっています。建物の一角をそのままプールにしたような、中途半端な成金の家のプールみたいな印象です。シンプルなのですが、シンプルすぎて味気ない気がしました。それというのも、壁があってちょっと閉塞的な印象があるのです。日中だったので空が明るくて気持ちよかったのですが、せっかくの景色が見えません。
立ち上がって覗き込むと外の景色が見えました。見えたといっても、真下に流れる小川と、対岸の民家や畑、そして墓場と谷間が見えるだけです。これといって見応えのある景色ではありませんが、片田舎の素朴な風景といった感じですかね。落ち着いた、静かな雰囲気があって、悪くはありません。湯は内湯も露天も完全な無色透明の湯です。キラキラと輝いて透明感もあります。見た目には大人しい湯ですが、ツルツルとした浴感が心地よい、肌触りのいい湯です。
これはポイントが高いですね。浴後は食事処が休憩所として開放されています。そんなに広くはないので、昼食時などは混雑するかもしれません。料理はマグロ丼やめはりやクジラも味わえますが、観光地価格って感じですかね。全体的にシンプルなのはいいのですが、浴場がシンプルすぎて物足りなさも感じるかもしれません。温泉施設も弱肉強食の時代、何か一工夫すると大きく違うような気がしました。





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