嬉野温泉・ファミリーホテル神泉閣(佐賀県) 
うれしのおんせん・ふぁみりーほてるしんせんかく

DATA
所在地佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙
源泉名神泉閣第2源泉
入浴 2011年1月
泉質 ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
泉温 源泉90.2度
湧出量毎分522リットル
PH 7.16
蒸発残留物1397mg/kg
形態 観光ホテル 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

嬉野温泉は、武雄温泉と並んで佐賀県を代表する大温泉地のひとつです。古くから知られる温泉で、肥前国風土記という奈良時代初期に編纂された書物の中でも万人の病を治す名湯として紹介されているのだそうです。歓楽温泉地として栄えていて、名旅館と呼ばれる高級旅館が多いのも特徴で、少し敷居の高い温泉地でしたが、「家族で、エコで、低料金」を謳うリーズナブルな宿がこの「ファミリーホテル神泉閣」です。
この旅館は以前は普通の温泉旅館でしたが、2008年末から経営難を理由に営業を中断していたそうです。今回はオーナーが変わったこともあり、路線を変更して2010年からリーズナブルな宿に生まれ変わったようです。低料金ながらも風情ある温泉を楽しめるということで、さっそく宿泊してみました。地図を見ながら温泉街を進んでいくと、「神泉閣」の文字が見えてきます。しかし、中に入ろうとすると重厚な門構えと、庭園風の中庭があり、わりと格式を感じさせる入口に少し戸惑います。
本当に安い料金で泊まれるのだろうかと不安になりますが、予約していたのは確かにここです。施設はそのままで、サービス内容を大幅にカットして料金を抑えたとのことでした。館内はところどころ年季を感じる部分はあるものの、とても落ち着いた雰囲気です。さっそく浴場へと向かいますが、こちらはフロント正面の売店を抜け、さらに一度館外へと出たところにあります。
この旅館の自慢は何と言っても「日本の名湯百選」にも選ばれた庭園露天風呂ということで、とてもわくわくしながら浴場へと向かいました。脱衣所は棚にカゴが並んで、わりとゆったりとしています。可もなく不可もなくといったところでしょうか。浴場に入ると、すごい湯けむりです。真冬の寒い日だったこともあり、これは仕方がありません。内壁側に洗い場が並び、窓際に大きな湯舟があるようです。
また、サウナと小さな水風呂もありました。さっそく体を流して湯舟に浸かりますが、無色透明の大人しい印象の湯ですが、浸かると肌の表面がツルッとする感触のいい湯です。はじめは熱いかなと思いましたが、慣れてくれとそうでもなくちょうどいい温度でした。内湯のすぐ外側には露天風呂がありますが、洗い場の脇の扉からも行けますし、また、湯舟の中にも扉があるのでそこから直接露天の湯舟へと出ることもできます。
つまり、内湯と露天はつながっているのでした。露天へと出ると、なるほど庭園の中にある露天風呂ですね。庭木や岩の並んだ庭園風の庭があり、そこに岩風呂がありました。予想していたものよりは少し小ぢんまりとした雰囲気でしたが、それでもまぁ、立派なものです。男女の仕切り壁近くに打たせ湯があり、湯舟の中ほどと奥に湯の注ぎ口がありました。奥の注ぎ口に向かおうとしましたが、そこに近づくにつれどんどん湯の温度があがります。
湯の表面だけが熱いのですが、近づくのが辛いくらい熱かったです。けっこう高温の湯が注がれているようでした。露天風呂の庭園はそんなに奥行きがあるわけでもなく、自慢の庭園というわりにはしょぼいなと思いましたが、実は露天風呂とは別にしっかりとした庭園があり、ロビーから優雅に眺めることができます。それにしても、やはり露天は雰囲気がいいですね。ゆったりとした気分を味わいながら、優雅に過ごすことができました。





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