原口温泉(鹿児島県) 
はらぐちおんせん

DATA
所在地鹿児島県湧水町鶴丸
入浴 2011年1月
形態 公衆浴場 男女別・家族風呂
効能 リウマチ、運動器障害、神経麻痺、神経症など
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度☆☆
地元度☆☆☆
素朴度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

鹿児島県の北部、湧水町は田園地帯の広がるのんびりとした町です。ところが、この湧水町は小さくて素朴な温泉がいくつもある、温泉の町でもあるのです。とても地味な温泉が多いので、観光客が遊びにいくような歓楽街はありませんが、地元の方々が毎日入るお風呂としての色合いが強いようです。原口温泉はもうすぐ宮崎県という県境にも近い国道沿いの温泉です。
国道268号線沿いにもいくつもの温泉の看板があるので、温泉好きには魅力の多い地域ですが、その道路脇にポツンとあるのでとても目立つ存在となっていました。国道からちょうど脇道に入るようにして、そこに大きな文字で「原口温泉」と書かれた建物があります。建物の前には立て札があり、温泉の説明が書かれていました。それによるとこの温泉は大正初期に発掘され、その後、皮膚病に効果があると評判になった湯だそうです。
アトピーにもいいとのことで、噂を聞きつけてやってくる人も多いそうです。さて、この原口温泉ですが、まず気になるのが「昔も今も良く効く!! 原口温泉 家族湯」と書かれた建物です。四つの扉があるので、4部屋あるのでしょう。ところが普通の男女別の浴場が見当たりません。まぁ、とりあえず家族湯でもいいかと受付と思われる雑貨屋のような建物に入ります。するとその雑貨屋こそが普通の浴場の入口だったのです。受付の奥に浴場入口がありました。
やはり人気があるようで客が多く来ているようだったので、湯を独占しようと家族湯を利用することにしました。料金を払うとちょっとボロボロになったベニヤ板を渡されました。「1 入浴中」と書かれていて、これを入口の扉に掛けて利用するようです。時間は40分となっていました。さっそく中に入ると狭い脱衣所があります。そしてその隣に浴室があります。浴室は家庭用のバスタブがひとつあるだけのシンプルなものです。
シンプルというより、普通の家庭の浴室という印象です。誰か田舎の親戚のうちにでも来ているような感覚です。ちょっと家族で利用するには湯舟が小さいような気がしますね。バスタブには湯と水の蛇口があり、湯からチョロチョロと注がれています。湯舟にはほうじ茶のような色をした湯がありました。チョロチョロとしか注がれていないので、少しぬる目の湯になっていましたが、蛇口を捻ると70度もある熱い湯が注がれ、あっという間に熱くなります。
プンと軽い感じの香りが漂い、とてもいい感じです。湯舟に浸かると、もともと並々と湯が入っていたのでザザーッと豪快に湯が零れだします。家庭ではできない醍醐味ですね。ツルッとした浴感がたまらず、また、ぬる目にしていたにも関わらず、とても温まる湯で汗が止まりません。浴後もいつまでもポカポカとしていて、保温効果も高い湯だと感じました。それから肌もツルッとした感じがあるので、なるほど皮膚にもいいのかなと感じました。これはなかなかおススメできる温泉です。





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