永盛温泉(鹿児島県) 
ながもりおんせん

DATA
所在地鹿児島県鹿児島市西佐多町
源泉名吉田1号
入浴 2010年12月
泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温 源泉56.5度
PH 8.4
蒸発残留物0.490g/kg
ラドン含有量0.74(百億分の一キュリー単位)
形態 公衆浴場のような温泉宿 男女別
効能 リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻痺、神経症、病後回復期など
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度
地元度☆☆☆☆☆
穴場度☆☆☆
鄙び度☆☆☆
秘湯度☆☆☆
素朴度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

永盛温泉は、鹿児島市西佐多町の田んぼの奥、のどかな景色が広がる田園地帯にポツンと静かに佇む素朴な温泉浴場です。姶良の市街地からクルマで15分ほどで辿り着きますが、山村の田舎のような雰囲気の場所にあるます。すぐ近くを通る県道沿いに看板があるのでわかりますが、もし無かったら何も知らずに通り過ぎてしまいそうなほど、さりげなくひっそりと建っていました。
脇道へと入って田んぼを抜けて、民家の脇を抜けるようにして奥に進むと突き当たりが駐車場になっていました。先客が何名かいましたが、すべて地元のナンバーです。雰囲気からしても地元の方か近くの常連客ばかりで、観光客が来ることはほとんどないところでしょう。浴舎は外にある扉から男女別にわかれていて、中に入ると番台がある形式になっていました。
先客はいるものの、番台に人がいなくてどうしようかと暫く待っていると、おばあさんがやってきて受付をしてくれました。番台を過ぎるとすぐに脱衣場です。昔ながらの銭湯のスタイルですね。脱衣所は棚が並んだごくごく質素なものですが、重厚なソファーも並んでいます。でもそれが逆に年季を感じさせるようなローカルな雰囲気がありました。
浴室に入ると、一面が湯気で真っ白けで先が見えません。南国鹿児島ながらも、この日は大雪がふって当り一面銀世界という珍しい日。いつも以上に真っ白なことでしょう。手前側に洗い場が並び、奥に湯舟があるようです。手前にも小さな湯舟らしきものがありましたが、こちらは空っぽになっています。奥の湯舟はツルッとしたタイル張りのもので、湯舟の中に2つのボックスが建っています。
こちらは打たせ湯のようで、水しぶきが飛ばないように囲われているようでした。小さな浴室ながらもすごい存在感があります。また、その陰に隠れるようにしてあるのが、湯口です。無色透明の湯がトロトロと注がれています。湯舟からも大量に溢れ出ているので、豪快な掛け流しで利用されているようです。ちなみにカランの湯も温泉なのだそうです。
湯はタイルがヌルッとしているのかと思うほど、ツルツル感のある湯です。感触が気持ちいいので、ついつい手でタイルをぬぐってしまいます。長く浸かっていると、熱くなってくるのですが、湯から出るとサッと熱がひくので、湯冷めには注意した方がいいかもしれません。それにしてもこのローカルな雰囲気。たまらないですね。いつまでもこのように素朴な温泉があちらこちらにあることを願います。





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