藤河内鉱泉・藤河内湯〜とぴあ(大分県) 
ふじかわちこうせん・ふじかわちゆ〜とぴあ

DATA
所在地大分県佐伯市宇目木浦内
入浴 2010年12月
泉質 単純冷鉱泉
泉温 源泉21.1度
PH 8.1
蒸発残留物0.272g/kg
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆☆
気軽度
穴場度☆☆☆
秘湯度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

宮崎県との県境にも近い、山の中にある日帰り温泉施設が「藤河内湯〜とぴあ」です。けっこう砕けた印象のネーミングですが、これがまたとんでもなく辺鄙な場所にある温泉施設なのです。国道326号線を大分県方面から宮崎県方面に向かい、トンネルを出て宮崎県に入ったと同時に脇道へと入り、そこから桑原川沿いにどんどんと山を登っていきます。
本当にこんなところに温泉施設なんかあるのだろうかという不安が募りそうな雰囲気は、もうすでに始まっています。ガイドブック等にも紹介されているので、あるにはあるでしょうが、実は今回訪れたのは12月末の真冬です。こういうところは、夏がトップシーズンでしょう。まぁ、新緑や紅葉を考慮しても、春から秋にかけてがシーズンなわけで、冬ともなると見所なんかもなくて、温泉目的以外に訪れる人はいないでしょう。
そんな状態ですから営業しているのかどうかも不安になるような季節なのです。ガイドブック等には通年営業らしきことが書かれているので、とりあえずいってみることにしました。ところが、道は本当に山道です。落石だらけで対向車もいません。道幅が狭いので対向車がいないのはラッキーなことですが、逆に、本当に営業しているのだろうかと疑心暗鬼になります。
そしてようやく辿り着くと、これまた意外なことに営業しているどころか先客もいるではありませんか。クルマが3台ありましたが、1台は従業員用としても2人はいるということですね。それにしてもこんな辺鄙な場所にポツンと温泉施設があるのも妙な感じです。さっそく中に入ると、受付があり、ごく普通に快く受け付けてくれました。すぐ脇には休憩室があり、浴場は階段を下りたところにありました。
脱衣所はけっこう狭いです。ちょうど先客の1名が出てきたところでした。予測していたとおり、もう1名がまだ入浴中のようです。浴場もけっこう狭いです。洗い場が手前側に少しあるだけで、奥は湯舟がひとつあるだけです。小ぢんまりとはしながらも、10名くらいは入れる大きな湯舟です。残念ながら露天風呂はありませんが、窓から正面の山や渓谷を見下ろせます。
シンプルなスタイルながらも、しっかりと温泉浴場しているのでした。浴室内はタイル張りになっていて、けっこう清潔感溢れる感じで、鄙びやボロさなんかありません。角の岩を組んだところから熱い湯が注がれていました。湯は無色透明で、サラッとしてあまり癖のない湯でした。沸かしているのかどうかわかりませんが、本当に熱い湯です。最初は良かったのですが、汗が噴き出してきたら止まらなくなるほど室内も蒸していました。
ちょいと熱すぎるような気がします。夏はどうなんでしょうね。それにしても施設もシンプルながら、湯もシンプルです。このロケーションが不思議なくらいシンプルです。すっかりあたたまったので、浴場を出ましたが、帰りにお茶を入れてくれました。そんなアットホームな雰囲気もまたいいものですね。また、帰り道もあの道を通らなくてはと思うと気が重くなりますが、シーズンオフに訪れてゆっくりのんびりと湯に浸かってみるのもいいでしょう。





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