幸乃湯温泉・奥那須大正村(栃木県) 
さちのゆおんせん・おくなすたいしょうむら

DATA
所在地栃木県那須塩原市百村
入浴 2010年11月
泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
PH 9.37
形態 温泉旅館 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

東北自動車道、那須インターからクルマで30分ほど、板室温泉の南2キロほどのところにポツンと建つ一軒宿が幸乃湯温泉です。奥那須大正村という三万坪の林に囲まれた宿泊施設で、泉質自慢の温泉宿にもなっています。日帰りでの入浴も受け付けているので、さっそく訪れてみました。小雨の降り止まぬ11月初旬、肌寒さを感じならがも宿に向かいました。
ネーミングからしてテーマパークのようなところかと思っていたのですが、意外とひっそりとした落ち着いた雰囲気の宿となっていました。落ち着いたとはいいながらも、玄関前は何だか賑やかです。巨大な木彫りの護神馬や、大木の根周りを彫り込んだという龍の彫り物、そして阿武隈洞の鍾乳石を彫刻したという道祖神など、けっこう派手な印象です。
何よりも道祖神などとはいうものの、形は立派な男性器で、子宝に恵まれるとのことです。さて館内に入って入浴を請うと、休憩が必要かと聞かれます。休憩所を利用する場合には別途料金が必要なようです。今日はこれから温泉のハシゴをする予定だったので、入浴のみでお願いしました。玄関左側の廊下を進んでいくと、浴場があります。廊下はすべて畳敷きになっていて、何だかとても贅沢な雰囲気です。
脱衣所にはコインロッカーとカゴが並んでいました。内湯に向かう扉と、露天風呂へ直接出られる扉がありました。もちろん内湯と露天風呂も行き来することができるようです。まずは内湯に入りますが、手前側に洗い場があり、小ぢんまりとしながらもゆったりとした湯舟がひとつあるだけのシンプルなものです。湯舟の半分は浅くなっていて、半身浴にちょうどいい感じです。
湯舟の縁に木製の枕がいくつか置いてあったので、寝湯に利用するのが目的かもしれません。ガラス窓が大きく、外の植物がよく見えました。これから色づき始める紅葉間近の鮮やかな庭木がとても綺麗でした。続いて露天風呂へと出てみます。こちらは広々としていて開放感たっぷりです。大きな屋根があるのですが、天井が高いのですごくゆったりとした感じです。しかもその屋根は茅葺屋根なのです。
豪快でありながらも風情を感じます。湯舟はほぼ正方形で、中央に木の切株のような臼型の湯口がありました。モコモコと無色透明の湯が溢れ出るように注がれています。湯は透き通るようなクリアな湯で、微妙にツルッとした浴感もあります。肌に沁み込むような感覚もあり、とても滑らかな印象を受けました。露天のその先にもまだ湯舟があるようです。小さな橋を渡って奥へと抜けると、そこには打たせ湯が隠れるようにしてありました。
高さは3メートル以上はあるでしょうか、けっこう高い位置からドバドバと勢いよく湯が落ちています。さすがにいいパンチをしていて、すごく気持ちがいいです。あまり浴びすぎると痛いぐらいですので、気をつけましょう。それにしても雰囲気が非常によくて気に入りました。平日だったこともありそれほど人はいませんでしたが、休日になると沢山の入浴客で賑わうそうです。ゆっくりと楽しみたいならやはり休憩利用で1日ゆっくりするのがいいでしょう。





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