麻生田観音堂温泉・麻生の湯(新潟県) 
あそうだかんのんどうおんせん・あそうのゆ

DATA
所在地新潟県長岡市麻生田町
入浴 2010年10月
泉質 ナトリウム、カルシウム−塩化物泉
泉温 源泉45.5度
掘削深度1,200メートル
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆☆

長岡の市街地からクルマで10分ほど、国道351号線の乙吉交差点から少し入ったところの高台に平成19年(2007)にオープンした新顔の「麻生の湯」があります。ここは日帰り温泉施設ですが、雰囲気よし、温泉よし、ゆっくり寛げるという三拍子揃った温泉施設です。とても人気のある温泉施設のようで、その評判を聞きつけてさっそくやってきました。田んぼの広がる田園地帯を抜けた高台にまだまだ真新しさの残る綺麗な建物がありました。
駐車場がとても広いことからも、この温泉の人気がうかがえます。平日の真昼間に訪れましたが、タイミングが良かったのか、そんなに多くの先客はなさそうです。駐車場にクルマを停めて建物に向かいます。玄関には浮き彫りの立派な木製看板があり、品を感じます。館内に入ると受付とシューズロッカーがありました。受付ではシューズロッカーの鍵と引き換えに脱衣所のロッカーキーを渡されるシステムとなっていました。
料金はちょいと高めですが、ハンドタオルとバスタオルのセットがついているので手ぶらで訪れても安心です。館内正面は座敷の広間があり、食事処兼休憩所となっているようです。浴場入口はどこかと一瞬キョロキョロとしてしまいましたが、玄関脇にありました。浴場は実際はそんなに広いわけではなさそうです。ちょうど人も少なかったのでのびのびとできましたが、大小の湯舟が1つずつあり、小さなサウナがあるだけです。
でも大きい方の湯舟はそれなりに大きいので十分にキャパがありそうです。洗い場でサッと体を流してさっそく湯舟につかります。湯舟は小さい方は水風呂になっていて、大きい方が温泉です。バブルバスも付いていて、豪快に泡立っています。湯はジャスミン茶のような色のついた湯です。浸かると、ツルッとした浴感が肌にまとわりついてきます。ツルッとはするけどしっとり感のある不思議な印象の湯です。
バブルバスになっているので気泡が水流となって渦巻いていますが、湯舟の角に垢のような浮遊物がありました。利用者が沢山いるわけでもないので、温泉の成分によるものでしょう。続いて露天風呂へと出てみます。こちらは手前側に湯舟がありますが、広いウッドデッキのスペースがあって、その先にも湯舟がありました。そして、ここで目を奪われるのが露天からの景色です。高台にあるのでとても見晴らしがいいのです。
見晴らしがいいといっても、目の前に広がるのは田んぼです。見渡す限りの田んぼというのは、米どころを象徴する和やかな景色ですね。点々と民家があるものの、開放感ばっちりで、ついつい仁王立ちしたくなります。さて、湯舟の方ですが、バブルもジェットもないので、ゆっくりと浸かれます。こちらの湯舟の方が内湯よりも少し色が濃いようにも感じました。ふと見ると湯舟の底にフワフワとオレンジ色をしたゴミのような塊がありました。
湯の華のようです。けっこう大きなものもあるので手ですくってみると、ゼリー状にブヨブヨした物体でした。繊維状のものやモコモコと埃状のものは多いけれど、ゼリー状というのは珍しいですね。そして外側にあるもうひとつの湯舟ですが、こちらは細長くて段差の脇にあるので、足湯のような湯舟です。足湯なのかと思いましたが、深さもそれなりにあり、全身浸かるのにもちょうどいいので、全身浴のようです。
こちらの湯はもっと濃いようで、透明度も低いものになっていました。こちらにもゼリー状の湯の華が沢山舞っていました。湯はしっとりするものの擦り傷などが沁みる刺激のある湯です。海水のようなショッパさもあります。地下1200メートルから汲み上げた湯なのだそうですが、非常に個性的で面白い印象の湯でした。雰囲気が非常にいいし、湯の質も抜群なので、ここは絶対おススメです。





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