美里温泉・かじか荘(和歌山県) 
みさとおんせん・かじかそう

DATA
所在地和歌山県海草郡紀美野町菅沢
入浴 2008年8月
泉質 単純硫黄泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
形態 日帰り入浴施設併設の温泉宿 男女別
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど
露天風呂あり
開放度☆☆
清潔度☆☆☆
気軽度☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆

和歌山県海草郡紀美野町、綺麗な清流の川遊び場として人気のある貴志川沿いに建つ公共の温泉施設が「美里温泉 かじか荘」です。海南市の市街地から国道370号線をひたすら高野山に向けて走り、40〜50分ほどで辿り着きます。国道370号線は国道といいながらもとても細くクネクネとした道で、対向車線とすれ違うときにはちょっと慎重にならなければならないほどです。
段々と山の緑が濃くなってきて、すっかり山の中だなぁと感じてきた頃に宿が見えてきます。けっこう辺鄙な場所ですが、公共の宿ということもあって非常に立派な宿です。建物は大きく3つに分かれていて、手前から「温泉館」「宴会棟」「宿泊棟」となっています。温泉館は日帰りでの入浴施設となっていて、休憩室も備えています。奥の宿泊棟にも浴場がありますが、こちらの施設も日帰り入浴の受け付けを行っているようです。
もちろん宿泊している方はどちらも利用することができます。温泉館の浴場はフロントの左側に浴場入口があります。右側は休憩エリアとなっていて、わりと広々としているので浴後の休憩にちょうどいい感じです。脱衣所はスチール製のロッカーが並び、鍵付きのものですが、別に貴重品用のロッカーも用意されています。浴場はまず洗い場が外壁側に並ぶエリアと、奥まったところに湯舟があります。
わりと広く感じる浴室ですが、窓が少し高い位置にちょっとあるだけなので、とてもシンプルな雰囲気の浴室です。室内は濃いグレーの御影石を基調としたシックなデザインになっています。湯舟は大きなものがひとつあり、半分がバブルバスになっていました。露天風呂などはないので、広々とはしながらも何かちょっと寂しい感じがします。窓から外を覗くとそこは裏の駐車場へと続く通路になっているので、景色が見えないのは仕方がありませんね。
他の客も露天風呂はないのかと窓の外を覗いているようでした。もう少しロケーションを活かした風情のある浴場だったらもっと人気がでるのではないかと思いました。宿泊棟の浴場は廊下の一番突き当たりにあります。こちらは少し小ぢんまりとした脱衣所です。浴場も先ほどの浴場に比べ小ぢんまりとした小さなものです。片側に洗い場が並び、反対側には細長い湯舟があります。
湯舟は大きなガラス窓際にあるので、非常に明るくそしてその外には小さな庭が見えます。内湯ながらも雰囲気のいい湯舟です。それから浴場の奥には露天風呂もあります。屋根のついた湯舟で、こちらも細長いですが、内湯よりも小ぢんまりとしています。大人が5名ほど並んで入れる大きさです。浴場は施設の裏側にあたるので、塀の外側はすぐ山になっています。
目の前の小さな庭と裏山の自然を満喫することができました。非常に雰囲気がよくて、山の清々しい空気を吸い込みながらゆったりと入ることができました。湯は無色透明でほとんど臭いなどは感じませんでしたが、軽くツルッとする湯です。坂上田村麻呂という武将が入浴したという伝説も残る歴史ある温泉だそうです。夏場の川遊びのスポットとして、また、高野山への宿泊拠点として大いに活用できる温泉施設です。





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