津風呂湖温泉(奈良県) 
つぶろこおんせん

DATA
所在地奈良県吉野郡吉野町河原屋
入浴 2007年8月
泉質 塩化物泉(含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物泉)
泉温 源泉19度
湧出量毎分10リットル
掘削深度4メートル
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 リュウマチ性疾患、運動器障害、創傷慢性湿疹、虚弱児童など
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆
秘湯度☆☆
異色度☆☆☆
景色 ☆☆☆☆
総合評価☆☆☆

吉野川沿いを走る国道169号線から津風呂湖へ向かう途中にあるのが津風呂湖温泉です。クネクネと細い山道に入っていくと、所々に小さな案内看板が見えてきます。やがて辿り着くとそこにはちょっと広めの駐車場と、その奥に鉄筋の建物が見えてきました。駐車場はそれなりに広いのですが、建物が隅っこの方でひっそりとした感じなので、最初はどこが温泉施設なのかわからないほど微妙な感じの施設でした。
てっきり営業はしていないのかと思ってしまったのですが、玄関らしき方に向かっていくと「入浴」の文字が見えました。館内に入るとすぐに受付があります。玄関の左右にシューズロッカーがあるのですが、左側が男性用で右側が女性用に分かれていました。受付でシューズロッカーの鍵と引き換えに脱衣所のロッカーの鍵を渡すので、それに対応しているようでした。館内に入ると左手には畳の休憩室、右側の奥には食堂、そして正面に浴場の入口がありました。
館内はちょっとくたびれているような、古びた感じも少々感じました。脱衣所は金属製のロッカーが並び、浴室側にはちょっとした休憩室もあります。設備はやはり少々古びてきていますが、それなりに昔は高級だったのかなという印象もありました。浴場に入るとまずは内風呂があり、その先に露天風呂があります。内風呂は左内壁側に洗い場が並び、右窓側には湯舟がありました。湯舟は中規模のもので、無色透明の湯が入っていました。
また、左側の奥には水風呂もあります。水風呂があるということはサウナもあるのかと、周りを見渡しましたが見当たりません。どこにあるのかと思ったら、脱衣所の脇にありました。内湯の窓はとても大きなガラス窓になっていて、その下には池がありました。池に鯉が優雅に泳いでいて、とても風流な景色を眺めることができます。露天風呂は岩風呂になっていますが、わりと小ぢんまりとしたものです。岬のように突き出た造りになっていて、その先端に湯口がありました。
またその頭上には紅葉の木が覆っていて、紅葉のシーズンが楽しみな感じです。露天の脇には先ほどの池と、反対側には川も流れていて、自然味豊かなとても雰囲気のよいものです。全体的に小ぢんまりとしていて、それほど設備的に整っているわけでもありませんが、この立地は悪くないですね。ちなみに露天風呂の湯は少々黄褐色に濁っています。内湯の湯とはずいぶんと違った印象がありました。これが温泉の湯舟のようですね。ちなみに、内湯の観葉植物の陰には何やら怪しげな蛇口がありました。
蛇口の真下には赤茶色の堆積物があり、どうやら源泉の蛇口のようです。さっそくひねってみると、少々赤茶けた水が出てきました。口に含んでみると、鉄の錆びたような味を薄くしたような味覚がありました。この温泉は弘法大師のお告げにより発見されたという伝説あるそうで、地味な存在ですが歴史ある鉱泉のようです。設備も少しくたびれかけていて、その割りに料金が少々高めなのでお得感はありませんが、その分のんびりとできそうな雰囲気がありました。





Copyright(C)2015 Tetsusei 温泉天國 -Onsen Paradise- All Right Reserved.