太田鉱泉(鹿児島県) 
おおたこうせん

DATA
所在地鹿児島県日置市伊集院町大田
入浴 2005年12月
泉質 冷鉱泉
形態 公衆浴場 男女別
露天風呂なし
開放度
清潔度☆☆
気軽度☆☆
地元度☆☆☆☆☆
鄙び度☆☆
秘湯度☆☆☆
異色度☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

太田鉱泉は伊集院の郊外にある入浴施設です。県道沿いに看板があり、そこから脇道に入ると民家を抜けた細い路地の先に施設があります。とても小さく簡素な浴場といった印象で、トタンの壁のいかにも仮設っぽい建物でした。また、「太田鉱泉」という手書きの文字が味を出しています。この辺の地名は地図を見る限りは「大田」のようですが、この鉱泉名は何故か「太田」になっていました。
地名から名付けられたのではないのですかね?さっそく中に入りますが番台はあるものの番人が見当たりません。どうしたものかと戸惑っていると、脱衣所にいた先客が、「そっちで払うんだよ」と道路の反対側を指差しました。普通の民家かと思っていたら、そこが休憩所を兼ねた受付になっているとのことです。受付はとても愛想のよい女性の方でした。
脱衣所は棚が並ぶだけのシンプルというか質素なタイプのものです。非常に小ぢんまりとした印象を受けました。浴室に入るとこれまた質素な造りです。タイルなどの無い無垢なコンクリートの床と湯舟で、まるで飾り気のない素朴さが逆に好感持てます。洗い場は湯と水の蛇口がありますが、こちらは上がり湯に使うようにと書かれていました。
ということは湯舟の湯で体を流せということですよね。湯舟は2つあり、一方は2〜3名でいっぱいになるぐらいの大きさのものと、もう一方は非常に浅くなった小さなものです。小さい方は子供用のように思えます。大きい方の湯舟に熱湯が注がれていますが、小さい方には湯口がありません。小さい方は湯舟の底で繋がっているので、大きい湯舟からぬるくなった湯が入り込んでいました。
本当に熱湯が注がれているので、湯口の周辺はとても熱いです。注ぎ口にはコップも用意されているところを見ると飲泉も可能なようです。さっそく飲んでみると極々微妙に何かの味を感じますが、いったい何の味なのでしょう?梅こぶ茶をすごく薄くしたしたような味という印象を受けました。
温泉分析表などは見当たらないので、どのような成分が含まれているのか、また温泉法上での条件に合致しているのかどうかは不明です。入浴客もそのほとんどが地元の方々のようで、観光客や一般の方はほとんどいないようです。しかしながら、明治以前から近隣の方々に利用されてきた共同浴場ということで、意外と歴史のある鉱泉のようです。





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