有馬温泉・ねぎや陵楓閣(兵庫県) 
ありまおんせん・ねぎやりょうふうかく

DATA
所在地兵庫県神戸市北区有馬町
入浴 2004年11月
形態 温泉旅館 男女別
露天風呂あり
開放度☆☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度
野趣度☆☆
景色 ☆☆☆
総合評価☆☆☆

有馬温泉は日本三古湯のひとつに数えられている老舗の中の老舗の温泉地です。日本書紀にも登場するほど古くから知られていて、温泉の発見は神代の昔に、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)であったと伝えられています。有馬温泉にはいくつかの泉源がありますが、大きく分けると真っ赤に染まった「金泉」と、無色の「銀泉」との2つに区分されます。
「ねぎや陵楓閣」は神鉄有馬線有馬温泉駅の南側、急な坂道を登った高台に位置する老舗の温泉旅館です。「ねぎ」とは野菜の「葱」ではなく、神職の「禰宜」のことだそうで、僧侶の宿舎である「坊」に対し、神職に付いてる人達の宿舎として名乗ったのが始まりなんだとか。とても歴史のある旅館のようです。坂を登ってくると緑豊かな木々に囲まれた宿が見えてきます。
約1000坪という広い敷地に数多くの楓(かえで)が自生しているのだそうで、そこから「陵楓閣」の名前はきているようですね。玄関前までやってくるとすぐさま宿の方が出迎えてくれて手厚く迎えられます。フロントでチェックインを済ませさっそく浴室へと向かいました。浴室は正面ロビー脇の階段を上がった先にあります。
浴室は右手側に「ひぐらしの湯」、左手側のちょっと先に大浴場があり、定期的に時間帯で男女交替制になっているようです。左手側奥の大浴場に向かいました。脱衣所は畳敷きで木造の棚にカゴが並んだごく一般的な旅館タイプです。純和風の落ち着いた雰囲気の宿なので、素朴ながらも雰囲気通りのものでした。また、脱衣所の奥のスペースには籐のイスが並んでいました。
浴後にのんびりと寛ぐのにいいですね。浴室に入ると広い湯舟が正面にあり、右手側には洗い場が並んでいます。正面の湯舟は無色透明の湯で有馬特有の金泉ではありません。特に説明や案内もないので銀泉を使ったものなのか水道水を使用したものなのかは不明ですが、おそらく銀泉を利用したものでしょう。外には小さな木造の露天風呂があるのですがこちらは真っ赤な金泉です。
露天風呂は旅館の建つ高台の崖側にあり、木々に囲まれた爽やかな空間です。それほど大きくはない露天風呂ですが、木の床は寄木細工のような模様で、和風ながらもなかなかモダンな雰囲気もありました。湯は透明度が4〜5センチほどのとても濃いもので真っ赤というかオレンジというかとにかく鉄のサビたような色です。
温泉に慣れていないと汚いようにも見えますが、これが有馬温泉の特徴です。意外にもさっぱりとしていて、浴感は悪くありません。塩分を多く含んでいるようで舐めてみるとかなり塩辛いです。とても特徴的なお湯で、うっかりタオルを湯につけてしまうと赤く染まってしまうので注意しましょう。浴後は月替わりの会席料理なんぞを楽しみながらゆっくりと有馬温泉を堪能するのがオススメです。





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