相良子生れ温泉・相良町温泉会館(静岡県) 
さがらこうまれおんせん・さがらちょうおんせんかいかん

DATA
所在地静岡県榛原郡相良町西萩間
入浴 2003年12月
泉質 ナトリウム−塩化物温泉
泉温 源泉38.2度
形態 日帰り温泉施設 男女別
効能 神経痛、関節痛、冷え症、慢性婦人病、疲労回復、健康増進など
露天風呂あり
開放度☆☆
清潔度☆☆☆☆
気軽度☆☆☆☆
下町度☆☆☆☆
素朴度☆☆☆☆
異色度
景色 
総合評価☆☆☆

相良子生れ温泉というちょっと変わった名前の温泉は、相良町の郊外にある日帰り温泉施設です。1996年にできたばかりの比較的新しい温泉施設で、それほど大きな施設ではありませんが、地元の方々に親しまれている温泉施設のようです。この変わった名前の由来はすぐ近くにある大興寺の「子生れ石」からきています。子生れ石とは遠州七不思議のひとつとして知られるちょっと不思議な石です。
大興寺の説明によると初代和尚が死ぬ前に「わしの身代わりとして裏山より石が生まれるのであろう」と予言したとおり、丸い石が転げ落ちたという。それ以来、代々和尚の死期が近づくと裏山から丸い石が顔をのぞかせ、死ぬと転げ落ちるそうで、その石を墓石としているのだそうです。実際に行ってみるとピーナッツ型をした不思議な形の石が歴代28人分、墓石として並んでいました。見ればみるほど不思議な現象です。観光地としていつでも見学できるので温泉を訪れる際にはのぞいてみてはどうでしょう。
さて、温泉会館はまず入口で履物を脱いで、受付で料金を払って中に入ります。相良町民は割引価格で利用できるためか、客層はほとんど地元の方という雰囲気でした。脱衣所に入ると鍵付きのロッカーが並んでいて、扇風機と洗面台があるだけのとてもシンプルなタイプのものです。施設はさすがに古さは感じられず、清掃も行き届いていてとても綺麗で清潔的です。浴室はタイル張りのオーソドックスなタイプのもので壁側には洗い場が並び、反対側は大きな湯舟になっていました。
洗い場は手前側だけにシャワーがついています。天然石鹸とボディソープが用意されていますが、シャンプーの備え付けはありません。湯舟の湯は入浴剤でも入っているかのようなクリアな黄色い湯で、湯口から注がれる分だけ少しずつですが湯舟から溢れていることから、掛け流しになっているのかもしれません。湯はサラサラとしたタイプですが、ツルツル感がある湯で、とても気持ちがいいです。外には露天風呂もあります。
やや小さめのもので高い木の壁に囲まれているので、眺めもよくなく開放感もありませんが、空が眺められるので内湯よりは気持ちが落ち着きます。内湯も露天も湯の注ぎ口には網が張ってあり、温泉の細かなゴミが溜まっていました。よく見れば湯舟の中にも浮遊物が沢山舞っているようです。脱衣所に「湯舟の中のゴミは温泉成分が固まったもの」との説明があるとおり、湯の華なのでしょう。舐めてみるとしっかりとした塩味がありました。浴後は畳の広間で休憩もできるようになっています。





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