中の湯温泉・ト伝の湯(長野県) 
なかのゆおんせん・ぼくでんのゆ

DATA
所在地長野県南安曇郡安曇村
入浴 2003年10月
泉質 含鉄泉
形態 洞窟風呂 混浴・貸切制
脱衣所あり
開放度
清潔度
気軽度
穴場度☆☆
野趣度☆☆☆☆
秘湯度☆☆☆☆☆
異色度☆☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆☆

国道158号線を松本から岐阜県へ向けて走っていくとやがて上高地の入口が見えてきます。上高地へはマイカー規制がかかっているのでゲートには門番がいるのですが、そのゲートのすぐ近くにポツンとあるのが「ト伝の湯」です。信号待ちをしているときに気づく方もいるでしょうが、ただ小さな木造の小屋に扉があるだけなので、気をつけていなければその存在すらわからずに通り過ぎてしまうような佇まいです。
ところがこの扉の奥にはちょっと変わった温泉があるのでした。利用する際には中の湯ゲート前の売店に申し出ることになっています。ものすごく狭い風呂であるが為、完全な貸し切り制になっているのですが、順番でかなり待たされるか利用できない場合もあるので注意が必要です。売店で料金を払うと浴舎の鍵を貸してもらえるので、自分で鍵を開けて中に入ります。
それにしても入口は小屋に小さく扉がひとつあるだけで、ホントに温泉施設なのか疑問に感じます。さっそく中に入ってみると何とも怪しげな雰囲気です。夕方どころか昼間でさえも幽霊が出そうな雰囲気なので、ダメな人にはダメなんだろうなと思うのでした。それを夕暮れ時に一人で入ったものだからそれはとても不気味でした。中に入るとすぐに脱衣棚があります。
入口の照明のスイッチを入れて衣服を脱いで奥に向かいます。奥の扉を開けると湯気がもわっと来ました。そこから先は階段状に下に降りて行き、その先の洞窟に湯舟があります。一応手前側に灯りはあるけれどもかなり薄暗く、また湯気がこもっているので目が慣れるまでは何があるのかよくわからないほどです。湯舟の奥は天井も低く完全な洞窟状になっていました。
湯舟の手前側にはスノコが敷かれて足場になっています。桶が置かれていたのでザザッと体を流して中に入ることにしました。わりと熱めの湯です。湯の色は少し赤茶色に濁っていて透明度は低いので、底の状態がわからず足で探りながら入ることにします。見た目の状況から底も凸凹になっているのだろうと予想していましたが、けっこう平らになっていました。
湯はかなり鉄分臭く、湯舟のまわりも鉄の錆びたように赤茶けた色をしています。湯舟の手前側には湯口があってトボトボとかなり熱い湯が注がれていました。注がれている湯は無色透明ですがやはり鉄分臭いような泥臭いような味があります。サウナ効果もあるのか浴後はよくあたたまりいつまでもポカポカしていました。





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