田川浦温泉・湯本田川浦温泉旅館(長野県) 
たがわうらおんせん・ゆもとたがわうらおんせんりょかん

DATA
所在地長野県塩尻市金井みどり湖畔
源泉名田川浦鉱泉
入浴 2003年10月
泉質 単純(緩和低張性冷鉱)温泉
泉温 源泉18.9度
PH 6.2
蒸発残留物660mg/kg
形態 温泉旅館 男女別
効能 痔疾、リウマチ性疾患、神経症、病後回復期、疲労回復など
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆
気軽度☆☆
穴場度☆☆☆
鄙び度☆☆
秘湯度☆☆
素朴度☆☆☆☆
湯治度☆☆☆☆
景色 
総合評価☆☆☆

ヘラブナ釣りで有名なみどり湖の奥、小さな田川浦池のほとりにある一軒宿が田川浦温泉旅館です。この周辺は緑が豊かで、春には桜や水芭蕉、夏は新緑やホタル、秋には紅葉と四季を通じて楽しめる静かなところです。田川浦温泉旅館は大規模の温泉旅館ではありませんが、明治から続く老舗の旅館で本館と新館とどちらも落ち着いた雰囲気が漂い、湯治にも向いた静かな宿です。
痔疾に効果があると古くから人気のある温泉宿だそうです。玄関から奥の突き当たり、ちょうど駐車場の前の建物が浴場のある建物で、脱衣所は棚とカゴ、体重計、洗面台、流し台といたってシンプルなつくりになっています。浴室はタイル張りでカランが6個ありました。湯舟は大小2つあり、その間に祠(ほこら)のような湯口があります。大きい方は加熱循環の湯舟で、小さい方が冷たい源泉槽のようです。
まず加熱した方の湯舟は若干黄銅色に濁った湯ですが、底は何とか見える程度の透明度がありました。加熱の具合も少し熱めでなかなか丁度よい感じです。微妙に鉄臭い臭いが感じられますが、お湯そのものはとてもサラサラした湯です。よくよく見ると底にこげ茶色の湯の華のような浮遊物が舞っていました。小さい方はステンレス製の大人が一人でいっぱいぐらいのもので、蛇口からチョロチョロと水が注がれています。
わりと冷たい水ですが入れないほど冷たいというわけではありません。こちらの湯舟は加熱浴槽に比べかなり濃い色をしていて赤茶色に濁っています。透明度も30センチほどでした。湯舟の縁や周りの床は流れ出た温泉の成分でかなり赤茶けていました。入ってみると底に溜まっていたオレンジ色した湯の華が大量に舞い上がってきます。
湯舟はとても小さいので、体を沈めると同時にザバーッと中の水が溢れ出て行くのもなかなか豪快です。チョロチョロと流れる水は蛇口をひねってもこれがいっぱいのようで、ほんの少しずつしか出ません。飲んでみると鉄臭い感覚が口の中に広がり酸味を感じましたが、それほどキツイものではありません。熱い湯舟に使って茹ってきたら冷たい源泉槽で体を冷やすという温浴と冷浴を繰り返すととても気持ちがいいです。





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