古遠部温泉(青森県) 
ふるとうべおんせん

DATA
所在地青森県南津軽郡碇ヶ関村
入浴 2003年8月
泉質 含石膏弱食塩泉
泉温 源泉41.5度
湧出量毎分500リットル
PH 7.5
形態 温泉宿 男女別
効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺など
露天風呂なし
開放度☆☆
清潔度☆☆
気軽度☆☆
穴場度
野趣度☆☆☆☆
鄙び度☆☆☆☆
秘湯度☆☆☆☆☆
素朴度☆☆☆☆
異色度☆☆☆☆☆
湯治度☆☆☆☆☆
人気度☆☆☆☆
景色 ☆☆
総合評価☆☆☆☆

碇ヶ関御関所から国道282号線を秋田県方面に向かい途中脇道に入って1キロほど進んだ山の中にポツンとある一軒宿が古遠部温泉です。ずいぶんと辺鄙なところという印象があるにもかかわらずかなり人気があるようで、宿の前には駐車スペースが何台分かあるものの既にいっぱいで、道の路肩にも沢山のクルマが停めてありました。一般的にはそれほど有名ではありませんが、ここは天然の薬湯という触れ込みで地元の方々や温泉ファンなどに人気があり、湯治に来る客が絶えないのだという名物温泉です。
宿そのものもそれほど大きくはないけれどもけっこうな繁盛振りです。崖に張り付くようにして建っている宿で、館内を奥に下っていくと浴場があります。脱衣所、浴室ともにそれほど広くはないのですが、浴室に入るとまず驚くのがその湯舟です。浴室そのものは天井から壁、床、湯舟まで木造らしいのですが、床と湯舟はもとが何の素材であったかはまったくわからないぐらいに堆積物で埋もれてしまっているのです。ほんとに付着しているというよりは埋もれているぐらいがいい表現でしょう。
湯舟へはホントに大量の湯が惜しげもなく掛け流されていて、溢れた湯が床一面に流れて床は川のようになっているのも見ていてなかなか豪快です。湯舟でなくても床の上で入浴ができてしまうほどです。赤茶色に積もった堆積物は完全に石化していてかなり硬くなっていました。湯はほんの少し白味がかった緑色ですが透明度もけっこうあるようです。湯口のところにはコップも用意されていて飲用もできるらしいです。さっそく飲んでみると鉄臭く酸味のある味でお世辞にも美味いとは言えない微妙な感覚です。
湯はそれほど熱くもないけど、けっこう体がポカポカしてすぐに温まってきます。浴場は入れ替わり立ち替わり人がやってくる人気ぶりで、落ち着きがなくも感じますが、この雰囲気は完全に落ち着いています。男女を隔てる壁はもともとくもりガラスだったのだろうか、そのようにも感じるのですが着色されて単なる壁のようにも見えます。脱衣所からふと外を見ると思わず自分の目を疑う光景が目に飛び込んできます。なんと巨大な岩の塊の上に浴場が建っているんです。もしかして巨大な温泉ドームの上に浴場があるのかな?これにはけっこう感動しました。かなりインパクトのある温泉で、とても気に入ったのでした。





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